持っている人間が奢ることが普通になっています。
ただ日本と違うのは、この国では奢られた方がお礼と言わないこと!
仏塔だらけの国 |
行ったレストラン。お勘定の際、店員がレシートを持ってくると、
それを読み上げ、「数百ルピー!」とだけ言い、
おまえが支払うんだという目配せ。色々な場所を
教えてくれた恩もあるしと割り切り、彼に言われた料金を
支払いました。しかし、彼からはThank youなど
という言葉はありませんでした。衝撃的でした。
後に何度も出会うこの状況。友人に訪ねてみても、
「スリランカじゃ普通だよ」みたいな、気にも留めない反応。
そして、このことで一番思い出深いこと。何故か友人との
小旅行についてきた二人の大学一年生。
そして何故か片方は外国人は嫌いみたいな態度を
とり続けていました。けれども、ホテルへのチェックインや
食事の時にはさも当然のように、友人と僕が勘定を済ませるのを
退屈そうに待っています。彼らの態度に不快感を覚えていた僕は、
友人に
「あんなやつらの分を払いたくない!」と
はっきりと意思を表しました。しかし、「この国の文化なんだ」
という友人。さすがに彼に全ての支払いをさせるのはまずい。
とりあえずお金は出しました。
カルチャーショック!トイレにティッシュペーパーがないことや、
手でご飯を食べるとか、ベッドにダニがいるとかは、大した
抵抗もなく耐えられたのに、意外なとこで不快感を覚えました。
お礼を言うこと。挨拶は当然だと思っていましたが、
そうではない人々もいるんですね。
自分が当然だと思っていることの例外を認める柔軟さが、
生きる上では必要なようです。日々学び
四十九日のような集まり |
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