2010/12/07

WHAT IS “THANK YOU”? 

スリランカでは、年上もしくは同世代であってもお金を
持っている人間が奢ることが普通になっています。
ただ日本と違うのは、この国では奢られた方がお礼と言わないこと!
仏塔だらけの国
その文化に初めて出会ったのは、スリランカの学生と
行ったレストラン。お勘定の際、店員がレシートを持ってくると、
それを読み上げ、「数百ルピー!」とだけ言い、
おまえが支払うんだという目配せ。色々な場所を
教えてくれた恩もあるしと割り切り、彼に言われた料金を
支払いました。しかし、彼からはThank youなど
という言葉はありませんでした。衝撃的でした。

後に何度も出会うこの状況。友人に訪ねてみても、
「スリランカじゃ普通だよ」みたいな、気にも留めない反応。

そして、このことで一番思い出深いこと。何故か友人との
小旅行についてきた二人の大学一年生。
そして何故か片方は外国人は嫌いみたいな態度を
とり続けていました。けれども、ホテルへのチェックインや
食事の時にはさも当然のように、友人と僕が勘定を済ませるのを
退屈そうに待っています。彼らの態度に不快感を覚えていた僕は、
友人に

「あんなやつらの分を払いたくない!」と

はっきりと意思を表しました。しかし、「この国の文化なんだ」
という友人。さすがに彼に全ての支払いをさせるのはまずい。
とりあえずお金は出しました。

カルチャーショック!トイレにティッシュペーパーがないことや、
手でご飯を食べるとか、ベッドにダニがいるとかは、大した
抵抗もなく耐えられたのに、意外なとこで不快感を覚えました。

お礼を言うこと。挨拶は当然だと思っていましたが、
そうではない人々もいるんですね。
自分が当然だと思っていることの例外を認める柔軟さが、
生きる上では必要なようです。日々学び
四十九日のような集まり

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