「毎日、計画・実行・反省を欠かさなかった」
この言葉は『流学日記』の著者である岩本悠さんに、
なぜ彼のような濃い旅ができたのか尋ねた時に
返ってきた答え。
『流学日記』。旅に出る勇気を与えてくれた本。
もし寮の先輩がこの本を紹介してくれていなければ、
大学を離れてまで旅に出ることはなかったかもしれない。
それぐらい自分にとって衝撃的だった本。その本を書いた
憧れの人物から直接教えてもらった旅の秘訣。
その時は「絶対自分も実行するぞ!」と思った。
もちろん岩本悠さんにも「実行します!」と伝えた。
しかし旅に出て数カ月経った今現在。
未だ継続する習慣として定着せず。残念な状況…
どこでだか、こんな話を聞いたことがある。
「通常、講演会やセミナーなどに参加した人の内、
そこで聞いたことを一回でも実践する人は4分の1以下。
さらにそれを習慣として継続する人は二桁に満たない」
つまり90%以上の人にとって、そこで得たものは
単なる情報。そこで止めてしまっていることになる。
情報は利用しなければ、無駄なものにすぎない。
服や物は買えば直ぐに身に付けることができる。
買うまでの努力はいるが、身に付けるのに労を要さない。
しかし、継続する習慣の場合はそうはいかない。本人次第。
ここが難しいところ。どんなに高いセミナーに参加しても、
参加した人自身の気持ちと努力がなければ絶対身に付かない。
習慣化の壁。心移りし易い自分には、この壁は高いもの。
これまで多くのことを習慣させてこなかった悲しい過去。
ただ、ようやく変化の兆しが見えてきたかもしれない。
今の滞在先ジャイプールに来てからのこと。一か所に
留まり落ち着いたおかげで、今までよりも頻繁に
「計画・実行・反省」の時間をとり始めている。
継続する習慣は一日にして成らず。
飽きずにこつこつ実践していくしかない。
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